飲食チェーンで店舗数が増加すると、店舗ごとに仕入れ先や発注手段がばらばらになりがちです。ある店舗はFAX、別の店舗はLINEや電話で注文していると、本部や取引先の間で「注文の聞き間違い」「数量の誤り」「伝票の失念」といったトラブルが発生しやすくなります。また、月末には各店舗から届く納品書や請求書の照合に膨大な時間がかかり、現場と本部の双方で確認作業が重複する課題が生じます。
受発注や請求の混乱を防ぐためには、まず全店舗と取引先との間で共通の受発注業務ルールを整理することが重要です。発注可能な品目や規格を明確にし、注文の集約方法を標準化します。また、注文から作業指示、納品、請求までの伝票データが途切れずに連携する流れを設計することで、二重入力や転記ミスを解消し、締め作業の遅れを減らすことができます。
業務の標準化にあたっては、取引先向けに自社商品を掲載できる専用注文アプリの活用が検討できます。LINEやFAX、手書きなどの従来の注文手段を活かしながら受注データを取り込み、注文と商品の紐づけ結果を画面で確認・修正できる仕組みが有効です。受注データを作業指示書から納品書・請求書まで一貫してつなぐことで、手作業の確認負担を軽減できます。また、販売・仕入・請求・入金・在庫のデータを一つの画面で確認・管理することが可能になります。
自社チェーンの受発注・請求業務をスムーズにつなぐためには、現場のフローに合わせたシステム運用を検討することが大切です。「kurubehind」では、取引先向けの専用注文アプリの提供や、現在の注文方法から受注・請求データをつなぐ機能を提供しています。自社の共通業務への適合や導入の流れについては、kurubehindの公式ページで詳細の確認や相談が可能です。

飲食店として15年以上現場に立ち、その後は卸・流通の内側にも入りました。どちらの立場も見てきたからこそ気づいたことを、ここに書きとめています。